ベルは約150年前に生まれたイギリス売上ナンバーワンのブレンデッド・スコッチ・ウイスキー。約40種類の厳選された上質なモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドし、選び抜かれたオーク樽で熟成しています。
味わいは、ピートのニュアンスのあるフルーティな甘さに、ナッツやチョコレートが感じられ、スパイシー。バランスの良い安定感のある味わいとリーズナブルな価格で、1970年代にイギリスにおける売上トップブランドとなり、イギリスでの売上シェア35%と愛され続けているウイスキーです。
ボトルラベルに描かれている創業者アーサー・ベルはブレンディングの達人。ベルの銘柄名の由来となる人物です。
18世紀前半、ウイスキー蒸留認可制度により密造時代が終焉。新しく認可を受けた蒸留所が次々と設立され、連続式蒸留機が登場。様々なウイスキーが誕生しました。ウイスキー商であったベルはブレンデッド・ウイスキーの可能性を信じて、1851年にオリジナルのブレンデッド・スコッチ・ウイスキーを生み出しました。
ベルは、スコットランドや島部を訪ね歩き、異なる蒸溜所の上質なモルト・ウイスキーを選び出します。さらにグレーン・ウイスキーの品質を向上させることにより、今までになかった高品質なブレンデッド・ウイスキーを造り上げたと言われています。
現オーナー会社のディアジオ社がアーサー・ベルの開発したブレンディングを再現したことからも、ベルのブレンドの素晴らしさが伝わってきます。
現在のベルのブレンドは、ブレア・アソール蒸溜所のハイランド・モルトをメインに、ダフタウン蒸溜所のスペイサイド・モルトとグレンキンチー蒸溜所のローランド・モルトがキャラクターを形作り、カリラ蒸溜所のアイラ・モルトが独特の風味を加えています。
オリジナルと呼ばれるベルのスタンダード商品。アーサー・ベルのブレンドを忠実に再現している。2017年、IWSCブレンデッド・スコッチ・ウイスキー銀賞受賞。
厳選したモルト・ウイスキーとグレーン・ウイスキーを使用。優しくソフトな香りにハーブやフレッシュなフラワリーなノート。ナッティでウッディ、スパイシーなタッチのあるスムースな味わい。フィニッシュはフルーツケーキな甘さを感じスモーキー。ブレア・アソール蒸溜所をキーモルトに使用。
グラフ |
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
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風味 |
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飲み方 |
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アルコール度数 | 40% |
熟成年数 | ノンエイジ |
4
カインズホーム
1200円ぐらい。
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現在製造終了。12年熟成。希少なウイスキー。程よく香るピート香と芳醇な飲み口が人気。長期熟成の深い味わい。1970年代のベストスコッチとも言われる。GOLDENやDE LUXEを冠した商品もあり、美しいボックスもコレクターに人気。
容量 | 700ml |
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アルコール度数 | 40% |
熟成年数 | 12年 |
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現在製造終了。モルトウイスキーのみをブレンドした限定製造品。ロットナンバー入り。熟したフルーツやチョコレートの香り、程よい甘みとスモーキーな味わい。
容量 | 700ml |
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アルコール度数 | 40% |
熟成年数 | ノンエイジ |
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1920年代に製造開始したベルの形の陶器製デキャンターボトル。ボトルサイズや熟成年数(8年〜20年熟成)は様々。クリスマスボトルや周年ボトル、イギリス王室の記念ボトルなどが製造される。
1981年のチャールズ皇太子とダイアナ妃のロイヤルウェディングを記念したボトルは人気が高く、オークションサイトで高値で売買されている。
容量 | 700ml |
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アルコール度数 | 40% |
熟成年数 | ノンエイジ |
3
第三回その二
合うと思ったのですが、穏やかで喉の通りに少しの辛み、スモーキー感
普通の洋酒のイメージ
期待度が高すぎて肩透かしの気分です。
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商品画像 |
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商品名 |
ベル
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ベル 12年
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ベル シグネチャーブレンド
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ベル オールドボトル
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ベル 8年
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最安値 |
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評価・評判 |
2
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
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(-)
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(-)
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(-)
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風味 | はちみつ, フローラル, バニラ, ピート, ライト | - | - | - | - |
飲み方 | ロック, 水割り, ハイボール | - | - | - | - |
容量 | 200ml 700ml | 700ml | 700ml | 700ml | 700ml |
アルコール度数 | 40% | 40% | 40% | 40% | 40% |
熟成年数 | ノンエイジ | 12年 | ノンエイジ | ノンエイジ | 8年 |
商品リンク |
創業者アーサー・ベルは、素晴らしい品質があればウイスキーにブランド名は不要と考え、よく熟成した上質のモルト・ウイスキー選びを重視していました。イギリス国内で順調に販売を伸ばしていったオリジナル・ウイスキーは、 エキストラ・スペシャル(Extra Special) という名で発売され、彼の生きている間にベルの名を冠したウイスキーは販売されませんでした。
1895年、ベルと共にビジネスを担い、国内外で販売を拡大した2人の息子達が入社。現在の社名であるアーサー・ベル&サンズ社が創業します。1900年ベル死去。1904年、アーサー・ベル&サンズ・エキストラ・スペシャル・オールド・スコッチウイスキー(Arthur Bell & Sons Extra Special Old Scotch Whisky) が発売され、ウイスキー「ベル」が誕生しました。
第一次世界大戦(1914〜1918)では、「戦地に行く前に」楽しんで欲しいという想いを込めて、“Afore ye go”(Before you goの意味)のメッセージとベルのウイスキーが兵士達に送られました。
1925年には、スローガンとして “Afore ye go” を採用。「もう少し一緒にウイスキーを楽しもう」の意味が込められていると言われています。このスローガンは、アーサー・ベルのサインと共に、現在もネックラベルに記載されています。
1920年代には、現在もクリスマスに製造されている陶製デキャンタボトルが発売。ベルの形のボトルは、特別な場で楽しまれる品として人気を博します。
1930年代には、禁酒法の解禁されたアメリカでウイスキー需要が拡大した恩恵で、3つの蒸溜所を購入。ウイスキー製造の安定化と共に、ベルブランドの宣伝に注力した結果、1954年には130ヵ国に輸出を拡大していきます。
1970年までに、スコットランドのブレンデッド・スコッチ・ウイスキーのトップブランドに成長。ついで1978年にはイギリスでのトップブランドとなりました。
大手のウイスキー会社が宣伝に予算を投じる時代に、ミキサー(水やソーダ)と楽しむ飲み方を提案。特に女性に人気となります。1970年代に、年間生産量は475万リットルから1344万リットルに、売上金額は8倍と急成長しました。
1985年にギネス社に買収され、1997年現在の親会社であるディアジオ社の傘下となります。
現在、イギリス、南アフリカ、北欧諸国、スペイン、ブラジルなど世界中で販売。2016年にはブレンデッド・スコッチ・ウイスキー売上11位、201万ケースを売り上げています。
銘柄名 |
ベル BELL's |
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会社 | アーサーベル&サンズ |
産地による分類 | スコッチ・ウイスキー |