ロイヤル・ブラックラ- ウイスキーの日

ロイヤル・ブラックラってどんな銘柄?

スコットランドのハイランド地方にあるロイヤル・ブラックラ蒸留所で熟成されたモルト原種のみで作られたシングルモルトウイスキー。
蒸留所は肥沃な農地に位置していて、敷地内を横切るコーダー川が仕込み水の水源。スペインから調達した最高級のファーストフィルのシェリー樽で後熟。シェリーの香味があり贅沢でフルーティーな味わいが特徴です。

蒸留所が買収され運営の変更に伴い、様々な限定品が販売されました。2020年には商品が刷新され、ロイヤル・ブラックラ12年、18年、21年が主力として発売されました。
2021年3月現在、日本での発売はロイヤル・ブラックラ12年、16年、21年となっています。

初の英国王室御用達に認定

イギリス国王ウィリアム4世によって宮廷のウイスキーに選ばれ、1835年にはウイスキーで初の英国王室御用達に認定。
もともとはブラックラ蒸留所でしたが、王室御用達に認定されたことをきっかけに、王室という意味のロイヤルを名乗る権利を得ました。これによってブラックラ蒸留所からロイヤル・ブラックラ蒸留所に改名。
国王ウィリアム4世から公式に承認の印を与えられたことにより、「王のためのウイスキー(The King’s Own Whisky)」とも呼ばれています。
1838年にはビクトリア女王によって、ブラックラの王室御用達が更新されました。

ロイヤル・ブラックラの商品一覧

12年以上の長期熟成したモルト原酒から作られたロイヤル・ブラックラ12年。
スペイン・ヘレス地方のオロロソ・シェリー樽にて後熟。

アーモンド、ブドウの果実、華やかなスパイスの味わい。シェリーの芳香が染み込んだ、王にふさわしい風味。気高い果汁のようで、王と呼ぶにふさわしい。

グラフ
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
風味
    はちみつ, フルーティー, フローラル, バニラ, ピート, リッチ
飲み方
    ストレート, ロック
アルコール度数 40%
熟成年数 12年

4 ・香り
綺麗な黄金色をしており、高級感を感じさせます。バニラのような甘さと華やかな香りが鼻を刺激します。


・味わい
バニラ、ナッツ、ビターチョコレートといった、何層にも織りなされた味わいが感じられます。加水するとぐっと甘さが際立ちます。


・総評
英国御用達であり、デュワーズのキーモルトでもある由緒正しいスコッチです。
長年愛されているだけあり、香りや味わいから高級感をかなり感じます。

ノッテン - ウイスキーの日
ノッテン
2021.08.04

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16年以上の長期熟成したモルト原種から作られたロイヤル・ブラックラ16年。
オロロソ・シェリー樽で後熟。

バニラ、ソフトキャラメル、熟したアプリコットの味わい。シェリーのトーンで満たされる、ロイヤルフラッシュのごときフレーバー 。

グラフ
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
風味
飲み方
アルコール度数 40%
熟成年数 16年

4 ・香り
フレッシュで華やかで豪華な香り

・味わい
キャラメルやはちみつのフルーティーな味わい

・総合評価
ロイヤルの名に恥じない気品のある一本

ウイスキーの日 運営局 - ウイスキーの日
ウイスキーの日 運営局
2021.01.19

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21年以上の長期熟成したモルト原酒から作られたロイヤル・ブラックラ21年。
オロロソ・シェリー樽で後熟。

夏のベリー果実、ダークチョコレート、スターアニスの味わい。シェリーの甘味が吹き込まれた、モルトにおける貴族の一員。

容量 700ml
アルコール度数 40%
熟成年数 21年

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ロイヤル・ブラックラの商品比較表

商品画像
ロイヤル・ブラックラ 12年 - ウイスキーの日
ロイヤル・ブラックラ 16年 - ウイスキーの日
ロイヤル・ブラックラ 21年 - ウイスキーの日
商品名
ロイヤル・ブラックラ 12年
ロイヤル・ブラックラ 16年
ロイヤル・ブラックラ 21年
最安値
¥7,898〜
詳細を見る
¥18,040〜
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-
評価・評判
4
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
4
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
(-)
風味 はちみつ, フルーティー, フローラル, バニラ, ピート, リッチ - -
飲み方 ストレート, ロック - -
容量 700ml 700ml 700ml
アルコール度数 40% 40% 40%
熟成年数 12年 16年 21年
商品リンク

ロイヤル・ブラックラを作るロイヤル・ブラックラ蒸留所の特徴

世界最古の醸留所のひとつであるロイヤル・ブラックラ蒸留所。1812年にウィリアム・フレイザー大尉が、モルトウイスキー蒸留所として建設。
その当時ブラックラ蒸留所があった地域は、酒の密造者たちがはびこっていました。
ウィリアム・フレイザー大尉は、酒の密造を止めるためにブラックラ蒸留所を作ったと言い伝えられています。

今日まで守られている伝統的な製法の原酒

発酵のプロセスは計70時間以上で、長時間の部類。木桶とステンレス製のものが発酵槽として使われていて、これは創業したころの製法を守るためです。
ゆっくりと動作するスチルは、その高さが十分な還流を可能にしウイスキーと銅の接触が増え、不要な香りが取り除かれます。

ロイヤル・ブラックラの基本情報

銘柄名

ロイヤル・ブラックラ

Royal Brackla

会社 ジョン・デュワー&サンズ
銘柄URL 公式ページ
蒸溜所 ロイヤル・ブラックラ蒸留所
産地による分類 スコッチ・ウイスキー
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