もともとはインディペンデント・ボトラー(独立瓶詰業者)のオールドセントニック・ディスティラリーによって長期熟成されたバーボンウイスキー。現在はケンタッキー州で最初の公式クラフト蒸留所であるプリザベーション・ディスティラリーの一部となり、商品が開発されています。
ヴェリーオールド セントニックは、ケンタッキー州で作られたバーボンが原酒で独自の熟成を施され、風変りなボトルに瓶詰。手作りで小ロットの生産ゆえに、ボトリングされた年代によっては、10万円を超える価格で取引されています。
ヴェリーオールド セントニックとは、聖人ニックご老公という意味。禁酒法の時代に、ケンタッキー州在住の老人ニックがバーボンを密造。クリスマスにバーボンを密かに販売したところ大好評で、聖なるニックのバーボンと称えられたとのこと。そのエピソードがヴェリーオールド セントニックの由来になったと言われています。
プリザベーション・ディスティラリーはクラフトバーボンの蒸留所。クラフトバーボンとは、作り手の意図によって選ばれた原料や蒸留などの製法が反映されたバーボン。
プリザベーション・ディスティラリーは新しいポットスチルを始動し、ヴェリーオールド セントニックのレアバーボンを小ロットでリリースすると発表。これはオールドセントニック・ディスティラリーの伝統を継承するスタイルです。
商品画像 |
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商品名 |
ヴェリーオールド セントニック エンシェント カスク 12年
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最安値 |
¥21,699〜
詳細を見る
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評価・評判 |
(-)
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風味 | - |
飲み方 | - |
容量 | 750ml |
アルコール度数 | 45% |
熟成年数 | 12年 |
商品リンク |
オールドセントニック・ディスティラリーはパラテッラ・ファミリーによって創立。
詳細は謎に秘められていて、これまでの運営や原料となるバーボンの手配元については諸説あります。
一説によると、スティッツェル・ウェラー蒸留所の古い在庫であったバーボンを仕入れ、独自に熟成させたのが初期。ヘブンヒル蒸留所製のバーボンを使用したり、ケンタッキー・バーボン・ディスティラーズが関与していた時期もあると伝えられています。
2000年代初頭はアメリカよりも日本での需要が高く、主に日本へ向けて出荷。30年以上にわたって生産されていますが、一時は新製品の発売が途絶えました
2020年以降、ヴェリーオールド セントニック サマーライなどの新製品が発売されていて、プリザベーション・ディスティラリーのオフィシャルFacebookで発売の告知がなされています。オールドセントニック・ディスティラリー側ではオフィシャルサイトの更新がないため明言できないものの、プリザベーション・ディスティラリーで製造されていると考えられています。
銘柄名 |
ヴェリーオールド セントニック Very Old St. Nick |
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銘柄URL | 公式ページ |
産地による分類 | バーボン・ウイスキー |