ジムビームはケンタッキー州クラモントで製造されている、アメリカ最大かつ最古のストレート・バーボンウイスキーブランドのひとつで「世界No.1バーボン」として世界的に有名な銘柄です。炭化させたホワイト・アメリカンオーク樽で4年間熟成されたバーボンは、バニラとキャラメルに穀物の香ばしさとオークの風味を感じる滑らかな味わいが特徴。
1795年にドイツからケンタッキー州に移住してきたジェイコブ・ビームが、生産していたトウモロコシでウイスキーを作ったことからジムビームのバーボンが始まりました。
200年以上もの間ビーム家が製造し続けているウイスキーは現在世界一の販売本数を誇るバーボンブランドとなり、今では7代目のビーム家の一族によってその伝統を引き継ぎ成長を続けています。
2014年にサントリー社がジムビームを買収し、独立子会社としてビーム・サントリーを設立。ビーム家の4代目ジム・ビームの孫であるフレッド・ノーが現在のマスターディスティラーを務め、革新的なウイスキー作りに取りくみ大きな成功を果たしています。
ジムビームのウイスキーは225年もの歴史がありますが、「ジムビーム」というブランド名は80年ほど前に付けられた名前です。
1795年にドイツから渡米したジェイコブ・ビームは当初「オールド・ジェイク・ビーム・サワーマッシュ」というブランド名でウイスキーを販売していました。1880年代に製造していた蒸溜所と同名の「オールド・タブ」というブランド名に変更し、アメリカ国内で有名となりました。
1933年に事業中止となっていた禁酒法の廃止後、当時のオーナーだったジェームズ・B・ビーム(ジム・ビーム)はわずか120日で蒸溜所を再建させました。その後彼の息子がビーム家の事業を復興させた父親の名に敬意を表して、1943年にブランド名を「ジムビーム」と改名しました。
ジムビーム社は2016年にここ数十年で初めてグローバル規模での大きなラベル変更を実施しました。それまでのボトルパッケージは縦長の形がメインでしたが、プレミアムラインでは幅広の長方形型となり高級な見た目に変更。上質な金色のラベルにマットな質感とユニークなボトルの栓が特徴的で、フレバー種でも調和したラベルデザインとなっています。
中身はこれまでのウイスキーと変わりありませんが、新しくパッケージをアップグレードすることで、世界的に統一されたブランドの存在と上質なウイスキーを象徴しています。
1795年から同じレシピで作られているジムビームはマッシュビルに使われるライ麦の含有量が多く、4年間の熟成がされています。最低年数よりも長い熟成期間により、滑らかでまろやか、そしてスパイシーな味わいとなっています。
バニラと刈りたての草、穀物の甘味を感じる香りに、香ばしいオークとバニラにスパイスと胡椒が効いた風味が特徴。オークとレーズンの甘味を感じる後味があります。
グラフ |
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
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風味 |
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飲み方 |
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アルコール度数 | 40% |
熟成年数 | ノンエイジ |
4 ⭕
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225年の歴史を持つジムビームのバーボンに、爽やかな青りんごの風味が合わさって完璧にバランスのとれたカクテルにも最適なリキュール。
フレッシュなりんごを感じつつメインは重厚なバーボンとなっているので、ウイスキー好きでも満足な味わいです。
グラフ |
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
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風味 |
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飲み方 |
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アルコール度数 | 35% |
熟成年数 | ノンエイジ |
4 おいしい
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6年間熟成されたジムビーム ブラック6年は香り豊かで重厚な味わい。滑らかな口当たりですっきりしている味わいが特徴。希少な旧タイプのラベルです。
グラフ |
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
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風味 |
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飲み方 |
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アルコール度数 | 40% |
熟成年数 | 6年 |
4
・香り
ライ麦のような香ばしさと、ほんのりと甘い香りが鼻につきます。
・味わい
ストレートでひと口、まずアルコールの刺激が来て、
酸味を感じた後フルーティな甘さがガツンと来たように感じました。
ロックだと、ビターなナッツ感の香りで味わいは、
甘さと辛さが増した感じがして飲みやすい感じです。
・総合評価
ロックorクラッシュアイスでガツンと行く方がベターです。
最近では、ローラさんプッシュでCM流れてます。
クールかつスタイリッシュなイメージで、若い層にガンガン飲ませたいんでしょうね。
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バーボンを熟成する際に、一定の量が蒸発した液体は「天使」に分け与えられているといわれています。このデビルズカットは「天使」の分け前にならずに樽の木内部に染み込んだ「悪魔」の分け前を、独自の製法で抽出させたバーボンです。
バニラと木のスパイスが合わさったオークの木の風味が力強く、程よく長く続く後味が特徴です。
グラフ |
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
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風味 |
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飲み方 |
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アルコール度数 | 45% |
熟成年数 | ノンエイジ |
3
・香り
バニラのような甘い香りとナッツのような穀物の香りを感じる
・味わい
程よい甘さとほのかな苦味を感じバランスが良い
・総合評価
優等生タイプのバランスの良いウイスキー
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禁酒法時代前のライウイスキーで、200年以上守られてきたビーム家の最も古いレシピのひとつに従って作られています。現代のウイスキーよりもより滑らかな味わいで、昔の味を求めるバーテンダーには最適な一品。
イエローラベルと呼ばれている薄黄色のラベルは以前のバージョンで、2016年に緑色のラベルに変更になりました。
ナツメグ、クローブ、黒胡椒のスパイシーさが強く、チェリーのリキュールと深いキャラメルの香り。キャラメルとバニラの甘さとスパイスが効いた味わいに、燃えるような熱さがあります。まろやかなチェリーと胡椒とかすかな柑橘を感じる後味が特徴です。
グラフ |
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
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風味 |
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飲み方 |
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アルコール度数 | 40% |
熟成年数 | ノンエイジ |
4
・香り
樽の香りが来て、その後ナッツなどの穀物系の香ばしい香り。
・味わい
香りの印象が強かったですが、思いのほか甘さが直ぐ来て、
その後、辛さと苦味が入り混じった感じです。
これがライウイスキーの味わいなんでしょうか。複雑ですね・・・。
・総合評価
甘苦さを味わえるライウイスキーですね。
水割りorハイボール系で楽しみたいです。
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ジムビーム ダブルオークは新しい熟成方法として2つの樽が使用されています。通常のジムビームのバーボンを4年間熟成した後、2番目の炭化したばかりのアメリカンオーク樽に移し再度熟成。より深いオークのスパイシー感と濃厚なキャラメルの風味が出て、唯一無二の味となります。
フルボディのバニラ、オーク、チョコレート、カルダモンの香りに、オーク感のあるバニラアイスとわずかなフルーティなモルトの風味が特徴。香ばしく炭化されたオークの後味が長く続きます。
4
・香り
ホワイトオーク樽の香ばしい香りとスパイシーな香りが感じられます。ウッディな香りを強く感じます。
・味わい
麦芽の甘さとはちみつのような甘さが存分に感じられます。
ジムビームホワイトと比べるとリッチさが増ししっかりとした味わいとなっております。
・総評
ホワイトオークの新樽で2段階熟成させてできたジムビームです。
甘く香ばしい香りにうっとりとしてしまいます。
値段もアンダー3,000円で購入できるため普段の家飲みにも適しているといえるでしょう。
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ジムビームの中で最も貴重なもののひとつのディスティラーズ マスターピースは蒸溜所でのみ入手可能なウイスキー。通常のジムビームよりもより長い熟成期間で、ペドロ・ヒメネスというワイン樽で仕上げられており、ひと味違った風味豊かな味わいが特徴です。
容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 50% |
熟成年数 | ノンエイジ |
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シグネチャークラフトは7代目の現マスターディスティラーのフレッド・ノーが開発したスモールバッチ(少量限定生産)のシリーズ。希少なマッシュビルと仕上げにこだわり、風味豊かで絶妙なオーク感のある非常に飲みやすいバーボンです。
わずかなシナモン、バニラ、芳醇なオークの香りに、より濃厚でスパイシーなバニラとキャラメルに胡椒が効いた味わい。オークのスパイシーさのある辛めの後味があります。
容量 | 700ml |
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アルコール度数 | 43% |
熟成年数 | 12年 |
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純正なジムビームに本物のはちみつを合わせ、飲みやすくまろやかな甘さが楽しめるバーボン。そのままでも美味しく、ジンジャーエールやりんごジュースと炭酸と混ぜたカクテルもおすすめです。
バーボンのバニラとキャラメルに蜂蜜酒の香り、華やかなはちみつのシロップ感とバーボンのインパクトがある味わいが特徴。はちみつとキャラメルの短く風味豊かな後味があります。
容量 | 700ml |
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アルコール度数 | 35% |
熟成年数 | ノンエイジ |
4
ハチミツの風味というレベルではないほど甘いウイスキーとハチミツのフュージョン
しっかりとしたハチミツの味が心地よく、スイーツのレベルに感じる。
かなり甘いので、通常のウイスキーとはまた違うのが面白く、しょっぱいおつまみが最高に合う。
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ジムビーム プレミアムはサントリー社がジムビームを買収した2014年に日本限定発売された商品。
オークを感じるキャラメルとナッツの甘い香りにまろやかで濃厚な味わい、ほのかな甘みのある心地よい後味が特徴です。
容量 | 700ml |
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アルコール度数 | 40% |
熟成年数 | ノンエイジ |
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1つの樽からのみボトリングされているシングルバレルは樽ごとに異なる味わい。天候など様々な環境要因から生まれるたった1つの完璧な樽は、ジムビームが製造している内のわずか1%以下の樽から厳選されています。それぞれのボトルには樽を表す手書きの番号が書かれています。
オークのスパイスが効いた濃厚なバニラの香りと、オーク、バニラ、キャラメルが良く調和した味わいが特徴です。
容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 47.5% |
熟成年数 | ノンエイジ |
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4年熟成の通常のジムビームの2倍長く熟成されているジムビーム ブラック8年は、現在は廃盤となっている2000年代のもので収集価値のある商品。現在はジムビーム ブラックは熟成年数を記載しないNAS(ノンエイジ)となっています。
トウモロコシ、オーク、キャラメル、バニラの香りに、甘みから果物とスパイス、バターの風味を感じる味わい。口当たりはとても心地よく、キャラメルと木の長く続く後味があります。
容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 43% |
熟成年数 | 8年 |
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緑色のラベルのジムビーム チョイスは炭化した樽で5年間熟成されたバーボンで、特別に滑らかな味わいがありカクテルにも最適な一品。
柔らかなバニラとキャラメルに赤唐辛子とナツメグのスパイシーな香りに、柔らかな口当たりでキャラメルと胡椒の風味からバニラカスタードとチェリー、オレンジの味わい。短く甘い後味があります。
容量 | 700ml |
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アルコール度数 | 40% |
熟成年数 | ノンエイジ |
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1897年のボトルド・イン・ボンド法に従った製法のバーボンは、1つの蒸溜所から1シーズンの内に製造されたもので、アルコール度数50%で瓶詰され最低4年間政府監視の倉庫で熟成されています。
バニラとキャラメルの香りに、オークのスパイシー感のあるミディアムボディのバランスのとれた風味が特徴です。
容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 50% |
熟成年数 | ノンエイジ |
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ジムビーム ブラック6年は世界でもっとも認知されているウイスキーブランドのひとつ。ストレートバーボンの規定の3倍熟成されており、ラベルにはトリプルエイジドと記載されています。
オレンジの皮とバニラを感じるキャラメルの香りに、絹のようになめらかでトフィーとはちみつの甘い味わい、柑橘系の後味が特徴です。
容量 | 700ml |
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アルコール度数 | 43% |
熟成年数 | 6年 |
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2015年よりノンエイジとなったジムビーム ブラックはエクストラエイジとして通常のジムビームよりも長く熟成されています。43%のアルコールでフルボディのバーボンは長い熟成により優雅で上品な仕上がり。
キャラメル、オーク、シナモン、バニラの深い香りに、重厚なキャラメルのバランスのとれた濃厚で風味豊かな味わいが特徴です。
グラフ |
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
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風味 |
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飲み方 |
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アルコール度数 | 43% |
熟成年数 | ノンエイジ |
4
・香り
フルーティーな甘い香りとほのかにスモーキーさを感じる
・味わい
程良い甘さの中にわずかな渋みを感じる
・総合評価
香りと味わいのバランスが良く程よい飲みごたえがある一品
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2011年より7代目マスターディスティラーのフレッド・ノーによって発売された当初のラベルのデビルズカット。2016年にグローバルラベル変更が実施され、現在は新しいデザインのラベルになっていますが中身は変わっていません。
容量 | 1000ml |
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アルコール度数 | 45% |
熟成年数 | ノンエイジ |
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ジェイコブスゴーストは、ジムビームの創立者であるジェイコブ・ビームが最初に作った透明のウイスキーをモチーフとしています。それから200年後にジムビームは当初と同じマッシュビルを使用し、新しいオーク樽で1年熟成させたホワイトウイスキーを発表しました。
他のバーボンと比べるとより滑らかでクリーミーな口当たりでバニラとフローラルな香り。1年の熟成により独特な炭のスモーキーな風味が特徴。やや渋く燃えるような熱さは少ない後味があります。
容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 40% |
熟成年数 | ノンエイジ |
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スペインの蒸溜所から提供されたブランデーをブレンドしたウイスキー。仕上げの熟成にブランデーの樽を使用することはスコッチウイスキーの製造では珍しいことではありませんが、ブランデーの液体自体をバーボンに混ぜるという製法はやや変わった製法となります。
ブランデーのスパイスとフルーティなダークチョコレート、キャラメルやオークの風味に、バニラとココアの味わいもあります。かすかなオークと乾燥した穀物も感じる後味がゆっくり消えていきます。
容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 43% |
熟成年数 | ノンエイジ |
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商品画像 |
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商品名 |
ジムビーム
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ジムビーム アップル
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ジムビーム ブラック 6年
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ジムビーム デビルズカット
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ジムビーム ライ
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ジムビーム ダブルオーク
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ジムビーム ディスティラーズ マスターピース
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ジムビーム シグネチャークラフト
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ジムビーム ハニー
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ジムビーム プレミアム
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ジムビーム シングルバレル
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ジムビーム ブラック 8年
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ジムビーム チョイス
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ジムビーム ボンデッド
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ジムビーム ブラック 6年
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ジムビーム ブラック エクストラエイジ
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ジムビーム デビルズカット
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ジムビーム ジェイコブスゴースト
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ジムビーム シグネチュアー クラフト スパニッシュ ブランデー フィニッシュ
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最安値 |
¥420〜
詳細を見る
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¥1,298〜
詳細を見る
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¥2,047〜
詳細を見る
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-
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¥1,595〜
詳細を見る
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¥2,486〜
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¥120,000〜
詳細を見る
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-
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¥1,437〜
詳細を見る
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-
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¥1,831〜
詳細を見る
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-
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評価・評判 |
3
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
|
3
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
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4
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
|
3
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
|
4
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
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(-)
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(-)
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(-)
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(-)
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(-)
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(-)
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(-)
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(-)
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(-)
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(-)
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4
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
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(-)
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(-)
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(-)
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風味 | はちみつ, バニラ, バター, リッチ | フルーティー, ライト | フルーティー, スモーキー | バニラ, ナッツ | スウィート, スモーキー, ナッツ, ウッディー | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | スウィート, フルーティー, スモーキー, ナッツ, リッチ | - | - | - |
飲み方 | ストレート | ストレート | ストレート, ロック | ストレート | 水割り, ハイボール | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | ストレート | - | - | - |
容量 | 50ml 200ml 350ml 700ml 750ml 1000ml 1750ml 2700ml 4000ml 8400ml 9600ml 10500ml 12000ml 16000ml | 700ml | 700ml 1000ml 8400ml | 700ml 750ml 4200ml | 700ml 4200ml | 700ml 4200ml | 750ml | 700ml | 700ml | 700ml | 750ml | 750ml | 700ml | 750ml | 700ml | 750ml | 1000ml | 750ml | 750ml |
アルコール度数 | 40% | 35% | 40% | 45% | 40% | 43% | 50% | 43% | 35% | 40% | 47.5% | 43% | 40% | 50% | 43% | 43% | 45% | 40% | 43% |
熟成年数 | ノンエイジ | ノンエイジ | 6年 | ノンエイジ | ノンエイジ | ノンエイジ | ノンエイジ | 12年 | ノンエイジ | ノンエイジ | ノンエイジ | 8年 | ノンエイジ | ノンエイジ | 6年 | ノンエイジ | ノンエイジ | ノンエイジ | ノンエイジ |
商品リンク |
ジムビーム当初の蒸溜所は1795年に、ビーム家によってケンタッキー州クラモントに設立されました。当時はオールドタブという蒸溜所で同名のバーボンを製造していましたが、禁酒法前後のオーナーだったジム・ビームを由来に1943年にブランド名を「ジムビーム」に変更しました。
2013年に建てられた現在の蒸溜所では、225年の伝統に誇りを持った7代目のマスターディスティラーの技術とウイスキー作りに関わる自然環境の調和によって、世界一を自負しているウイスキーが作られています。
マッシュビルに使われる穀物は51%以上のトウモロコシにライ麦と小麦が混ぜられています。古いマッシュを混ぜることで一貫した品質を保つことができる「サワーマッシュ製法」で作られています。
バーボン作りに使われいている水は天然の石灰岩で浄化されたライムストーン水が使用されています。ライムストーン水はウイスキーの色と味に影響をあたえる鉄分が取り除かれ、カルシウムを豊富に含んでいることから、甘く黄金色のバーボンを作ることができます。
完成したマッシュビルは発酵槽に入れられ、イースト菌と砂糖を加えてアルコールを生成します。使われるサワーマッシュは1933年の禁酒法後の時代から変わらないイーストを使用。イーストを安全に確保するため、当時のオーナーであるジム・ビーム自身がイーストを容器に入れて毎週家に持ち帰っていました。そして85年経った現在でも彼のひ孫によって同じ方法でイーストが守られています。
発酵が終わったら、「蒸溜者のビール」とも知られる味も見た目も芳醇なビールのようなものが完成します。これを約19メートルの蒸留塔に移して約93度で熱してアルコールを蒸発させ、蒸発したアルコールを再び「ロウワイン」と呼ばれるアルコール度数62.5度の液体に戻します。それを再度蒸溜し、2度の蒸溜で完成した凝縮液はアルコール80%の「ハイワイン」となります。
熟成樽は木の種類だけでなく、炭化の度合によっても仕上がりの風味が大きく変わります。蒸溜されたハイワインは、最も濃いアリゲーターと呼ばれるレベル4の濃さで炭化させた新しいアメリカンオーク樽で熟成されます。そうすることで、糖分が木の中でカラメル化して渋みの素であるタンニンが少ない重厚な風味となります。
樽詰めしたあとは、丘の上にある風通しの良い倉庫で熟成させます。ケンタッキーの気候の変化により樽の木が膨張・収縮し、中のバーボンが樽の中に吸収されてカラメル化した糖分やオークの風味、美しい黄金色の色味が炭化した木から抽出されます。
この樽の「呼吸」によって一定量のバーボンが蒸発することを「天使の分け前」と呼び、熟成期間が長いほど「天使」への分け前が多くなります。
バーボン法の規定ではストレートバーボンは最低2年の熟成が必要ですが、ジムビームは4年熟成させることでより滑らかでまろやかなバーボンを作っています。
ビーム家がウイスキー作りを始めた18世紀の終わり頃、列車や蒸気船ができたことでバーボンの販売先を地元以外へと広げられるようになりました。しかし、バーボン市場の拡大に伴って生産者の間では樽不足という問題が発生していました。樽が足りないために蒸溜所では作ったバーボンを使い古しの魚や酢の樽を再利用し、臭いを消すために樽の内側を焦がしてウイスキーを入れるようになりました。それが炭化させたバーボン樽の起源と言われています。
そして、樽を炭化させることは他にもメリットがありました。蒸気船での輸送には時間がかかることで、その間に炭化した樽に吸収されたバーボンにカラメル化した糖分が抽出されて、素晴らしい風味と黄金色を作り出していました。その新しいウイスキーはケンタッキーから来たバーボンとして有名となり、後にアメリカの法律でバーボンの製造に炭化させた新しいホワイトオーク樽を使うことが規定されることとなりました。
銘柄名 |
ジムビーム JIM BEAM |
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会社 | ビーム サントリー |
銘柄URL | 公式ページ |
蒸溜所 | ジムビーム蒸留所 |
産地による分類 | バーボン・ウイスキー |