12年以上の長期熟成したモルト原酒から作られたグレンドロナック12年。
スペイン・ヘレス地方のオロロソ・シェリー樽とペドロ・ヒメネス・シェリー樽の組み合わせにて後熟。
冷却ろ過なし、無着色。深みのある琥珀がかったレッドゴールド色。

甘くクリーミーなバニラに含まれる少量の生姜、スパイスの効いたグリューワイン、洋ナシの香り。
リッチでクリーミー、シルクのような滑らかさ、温かみのある濃厚なオークと柔和なシェリーの甘み、重厚な口当たり、レーズンとベリー系果実の味わい。
わずかにナッツを感じる余韻が、重く長く続く。

18年以上の長期熟成したモルト原酒から作られたグレンドロナック18年アラダイス。
蒸留所の創設者であるアラダイスが商品名の由来。最高級のオロロソ・シェリー樽にて後熟。
冷却ろ過なし、無着色。甘くてクリーミーなドラム。中心は黄褐色の明るいゴールド色。驚くほどに豊かで忘れがたいシェリーの風味。

イギリスの伝統的な菓子ファッジと黒砂糖が甘く香り、フルーツコンポートとビターチェリーの芳香が複雑さを与える。
煮詰めた果物とオールスパイスミックスの素晴らしいフレーバーが、熟成したオロロソ・シェリー酒、トーストしたクルミパン、チョコレートでコーティングしたオレンジと調和している味わい。
非常に複雑な余韻が長く続く。

21年以上の長期熟成したモルト原酒から作られたグレンドロナック21年パーラメント。
最高級のオロロソ・シェリー樽とペドロ・ヒメネス・シェリー樽の組み合わせにて後熟。
冷却ろ過なし、無着色。深い琥珀色は艶やかな桜の樹木のごとき。グレンドロナックの伝統であるところの、シングルモルトながらも溢れる果実味を継承。
ブラックベリーと赤いプラムなど熟した秋の果実が繊細に重なり、リッチなオロロソ・シェリー酒と砂糖漬けのオレンジ、スパイスの効いたオートミールビスケット、トーストしたオークが、すばらしいバランスで香る。
上質なオロロソ・シェリー酒とビターチョコレートソースを自家製プラムプティングに塗り、シナモン、オールスパイスミックス、ナツメグを効かせた味わい。
渋くも滑らかで重厚な余韻。

8年以上の長期熟成したモルト原酒から作られたグレンドロナック8年ヒーラン。ヒーランとは、グレンドロナック蒸留所の周辺地域で話されている方言へのオマージュ。最高級のバーボン樽とシェリー樽の組み合わせにて後熟。
冷却ろ過なし、無着色。磨かれた銅のように輝く琥珀色。創業時からの伝統である、シングルモルトでありながらも溢れる果実味を継承。バターの甘いアロマとスパイシーなシェリー酒のニュアンス、それらのユニークな組み合わせに覆われている。
バター、黄金色のサルタナレーズン、日干しレーズン、熟した黄色いプラムの上に漂う、揺れ動くオレンジの花とツイストしたシトラスの皮のアロマ。それに少量のバニラをまぶした香り。
新鮮できらめくオークスパイスによりあたためられる、浸けたサルタナレーズン、アプリコットジャム、ジンジャーブレッド。それらを微量のバタースコッチ、ココア、トーストしたアーモンドが包みこむ味わい。
クラシックなシェリー酒のニュアンスと対照的なすがすがしさの両方を併せ持ち、ハイランド地方の複雑な特性を余韻に示す。

熟成年数は無記載、モルト原酒から作られたグレンドロナック ピーテッド。
グレンドロナックにしては珍しく、ピーテッド麦芽を使用して蒸留。蒸留所の創業当時に用いられた、伝統的な手法のフロアモルティング。その際に使用された泥炭への敬意が込められた、ピーテッド仕様。
クラシカルなグレンドロナックの特徴と、木樽から引き出された豊満なシェリーの風味を、繊細なピート香が補完。ハーベストの時期を思わせる鮮やかな金色。
熟したスグリの実にシナモンシュガーをまぶした甘美なアロマと、新鮮なシトラスの皮のツイストは、対照的ながらも組み合う。繊細なピート香によって燻され炭化した木のニュアンスが加わり、挽きたての大麦とほのかなバニラタフィー菓子の香り。
オークの瑞々しいスパイス感とヘザーの花のハチミツが、ローズヒップと大麦糖へと発展し、微量の白胡椒であたためられる味わい。キャンプファイヤーの残り火の渇きをピートが与え、味覚を補完。
ユニークに交わった、さわやかな果実味とたわわに実った大麦。ハイランド地方の特性が穏やかなピートの煙によって覆われ、遠くの谷間で燃えるヘザーの花を追想させる余韻。

15年以上の長期熟成したモルト原酒から作られたグレンドロナック 15年 リバイバル。
2015年に生産を停止したものの、現在は商品構成の中核として再販。オロロソ・シェリー樽とペドロ・ヒメネス・シェリー樽の組み合わせにて後熟。ダンネージ式の貯蔵庫で暗闇の中15年かけて静かに育ち、グレンドロナックの特徴的なシェリー樽での熟成を体現している。
冷却ろ過なし、無着色。アンティークのブロンズ色。ダークフルーツ、濃厚なチョコレート、マヌカハニーの贅沢な芳香は、モルトの歴史における記念碑にふさわしい。
夢中になりそうなほどに弾ける、マラスキーノチェリー、熟したキイチゴ、ダークチョコレートミントの香り。オレンジビターズとクルミのリキュールの、ほのかなアロマ。
ハチミツがけのアプリコットと熟したイチジク、次第に印象を増すブラックチェリー、アンゼリカ、黒砂糖の味わい。
ダークマヌカハニー、ハーブビターズ、ダークチョコレートによって包まれるような余韻が長く続く。

25年以上の長期熟成したモルト原酒から作られたグレンドロナック マスターヴィンテージ 25年。
1993年に貯蔵されたグレンドロナックのシェリー樽のモルトは、格別なヴィンテージとしてモルト通に好評。非凡な年のカスクを祝い披露すべく、グレンドロナック マスターヴィンテージ25年を生産。
ペドロ・ヒメネス・シェリー樽とオロロソ・シェリー樽の組み合わせにて後熟。冷却ろ過なし、無着色。時間の経過とともに樽から色を吸収。黄金に輝くクルミを思わせるマホガニー木材の色合い。グレンドロナックのマスターブレンダーであるドクター・レイチェル・バリーは、厳選したカスクによって別格の芳醇さと複雑さの融合を創造。
スモークしたクルミとトーストしたレーズンのパンにブランデーをたっぷり注いで作った、マジパン入りフルーツケーキの香り。
焼いたオレンジの皮をツイストしてプルーンオイルの旨みを加えた、レーズン入りのブリオッシュ。ココアをまぶしたコーヒーをすすった味わい。
ペカンナッツのトフィー菓子が贅沢な後味を残すように、濃厚なココアとなつめやしの滑らかな風味が余韻となり長く味わえる。

熟成年数は無記載、モルト原酒から作られたグレンドロナック カスクストレングス バッチ7。
グレンドロナックの伝統である、最高級シェリー樽とのマリアージュを継承。オロロソ・シェリー樽は暗色のキイチゴ系果実と上品なスパイスのノートにより、グレンドロナックのフルーティーでエレガントな特徴に貢献。ペドロ・ヒメネス・シェリー樽はダークチョコレートと煮込んだ果物のノートで、グレンドロナックの特徴であるフルボディのたくましい芳醇さに貢献。
ペドロ・ヒメネス・シェリー樽とオロロソ・シェリー樽の組み合わせにて後熟。マスターブレンダーがカスクの理想的な配合を選択し、ボトリング。冷却ろ過なし、無着色。暗めのブロンズ色。水を1、2滴加えると、まずは野生のイチジクやキイチゴ、そして焼きりんごやスモモへと豊かなフレーバーが出現。
チェリーブランデーとチョコレート、ブラックベリー、野生のイチジク、ハイランド地方のトフィー菓子の香り。
キイチゴと熟したサルタナレーズンが弾けて、セビリアのオレンジと焼き栗に変化する味わい。
チョコレートでコーティングされたクルミやホイップクリームと共に残る、焼きりんごとスモモの余韻。

19年以上の長期熟成したモルト原酒から作られたグレンドロナック 19年 シングルカスク 。
日本とオランダのグレンドロナック正規代理店にる共同ボトリング。オロロソ・シェリー樽にて熟成、樽のままのアルコール度数であるカスクストレングスで瓶詰め。
赤いワイルドベリーとモスカテル種のブドウをミックスした甘い香り、次にローストして甘さを増したイチヂク、ほんのりスパイシーなアロマへと続く。
クルミやピーナッツの香ばしくてナッティな味わいから、ドライデーツのねっとりとして凝縮された甘みになり、 マスキラーノチェリーのフレーバーと共に複雑さと力強さを感じる。

11年以上の長期熟成したモルト原酒から作られたグレンドロナック 11年 オロロソシェリーパンチョン。
日本限定の商品で、ウイスキー・ライヴ・パーティーの開催を記念して発売。オロロソ・シェリー・パンチョン樽で熟成し、樽のままのアルコール度数であるカスクストレングスでボトリング。
ほんのりとシナモンを効かせたゴールデンシロップ、ドライフルーツ、トーストしたオーク由来のバニラが香り、アプリコットのアロマが広がっていく。
りんご、オレンジ、桃、アプリコット、ブドウなど様々な果樹園の果物を煮つめ凝縮させたフルーツジャムとバニラの味わい。ほのかなホワイトペッパーがアクセント。
果物の甘みを核にリコリスの穏やかな風味が余韻となり、長く続く。

29年以上の長期熟成したモルト原酒から作られたグレンドロナック キングスマン エディション。映画キングスマンの監督であるマシュー・ボーンとの、ユニークなコラボレーション。キングスマン次作のリリースを記念して、マスターブレンダーのドクター・レイチェル・バリーが巧みに作成。
オロロソ・シェリー樽とペドロ・ヒメネス・シェリー樽の組み合わせにて後熟。錆びた銅の色合い。

1826年以来、シェリー樽を用いた絶妙な熟成が評価されているグレンドロナック。価値観が忠実に存続している様は、キングスマンの信念と共通している。グレンドロナックの揺るぎない伝統の上に築かれた、不可能なまでの完璧さ。並外れた複雑さと深みが見事で、まさにキングスマンにふさわしいモルト。また、グレンドロナック蒸留所に収容されている最古のボトル、第一次世界大戦が勃発する直前の1913年に瓶詰めされたウイスキーにもインスパイアされている。

仲の良い3人組が出征前にウイスキーのボトルを各々で購入し、生還したら一緒に開くことを約束。残念ながら帰宅できたのは1人のみで、とうとうボトルを開けずじまい。遺されたボトルを家族がグレンドロナック蒸留所に寄贈。生還できなかった故人を偲び、ボトルは未開封のまま展示されている。

全世界で3,052本のみの生産、2020年9月1日に発売。豪華な外箱にはキングスマンの象徴であるロゴマークが誂えられ、装飾されている。ドクター・レイチェル・バリーとマシュー・ボーンの署名入り。

高密度な秋の果物がナツメヤシやイチジクと共に溶け、冬の黒いトリュフ、レーズン、ココアへと転がっていくような味わい。

暗色の野いちごとプラムの皮を漬けた香り高いビターズ、シェリー酒に浸したクルミ、ヴィンテージのレザー、スレート葺きの土間で燻された杉の香り。

ブラックベリー、タバコの葉、なつめやし油のリッチで深みある余韻。

18年以上の長期熟成したモルト原酒から作られたグレンドロナック 18年 トゥニーポートフィニッシュ。
まずヨーロッパオーク樽で熟成され、次に選び抜かれた少数のトゥニー・ポート樽でさらに熟成してフィニッシュ。ユニークな独自のフレーバーとアロマが特徴。明るい琥珀色で、中心は黄褐色。

対照的なバランスであるグレープフルーツと赤い果実のコンポート、それらをゴールデンシロップに浸したエレガントなノート。 微量のシナモンとナツメグがやさしい深みを与えた香り。

色鮮やかなクランベリーのタルトとサクサクした大麦が融合し、煮込んだプラムやリンゴのローストと共にハーモニーを奏でる味わい。 杉とシガーボックスの甘いスパイス、その繊細なぬくもりと独特の複雑さが後味として長く続く。

芳醇な果実味と魅惑的であたたかみのあるオークのスパイス感は対照的だが、美しく組み合うバランスを感じる余韻。

熟成年数は無記載、モルト原酒から作られたグレンドロナック カスクストレングス バッチ5。クラシカルなグレンドロナックの仕様で、いつものように作られている。
ペドロ・ヒメネス・シェリー樽とオロロソ・シェリー樽の組み合わせにて後熟。冷却ろ過なし、無着色。金色で縁どられた、リッチな琥珀色。
グレンドロナック カスクストレングス バッチ1は約12,000本のボトルで構成され、アルコール度数54.8％でボトリング。バッチ2は55.2％、バッチ3は54.9％でボトリング。バッチ4は54.7％、バッチ5は55.3％でボトリングされている。
完璧な組み合わせの、甘く金に輝くブドウと濃厚なイチジクのシロップ。それらと対照的な印象を持つアーモンドプードル、オレンジビターズ、黒胡椒の上品なかけらが共に香る。
デメララシュガーで上塗りしたダークフルーツが、生姜の砂糖漬けとバニラで満たされたアプリコットシロップへと緩和。食感が良い砂糖漬けの果皮とシガーボックスの上品なスパイス感が、つぶしたての大麦の豊かなノートと重なり、見事な複雑さを加える。古き良き味わいが長く続く。
グレンドロナックの伝統を象徴する、エレガントなシェリーの風味と強健なハイランドウイスキーの様式美。それらの組み合わせの妙を感じる余韻。

熟成年数は無記載、モルト原酒から作られたグレンドロナック カスクストレングス バッチ4。
グレンドロナックの伝統である、最高級シェリー樽とのマリアージュを継承。オロロソ・シェリー樽は暗色のキイチゴ系果実と上品なスパイスのノートにより、グレンドロナックのフルーティーでエレガントな特徴に貢献。ペドロ・ヒメネス・シェリー樽はダークチョコレートと煮込んだ果物のノートで、グレンドロナックの特徴であるたくましいフルボディの芳醇さに貢献。
ペドロ・ヒメネス・シェリー樽とオロロソ・シェリー樽の組み合わせにて後熟。冷却ろ過なし、無着色。

名が売れているカスクストレングス・シリーズ待望の第4版。慎重に選ばれた最高級のペドロ・ヒメネスとオロロソ・シェリー樽の組み合わせにより、クラシカルなグレンドロナックのスタイルを継承。これまでのカスクストレングス・シリーズと同様に「美味でクリーミーなシェリー爆弾」が蒸留所内でのニックネーム。17,806本のリリース。

ダークフルーツ、ジンジャー、オークの味わいがセンセーショナルに爆発。そしてジンジャーブレッド、大麦、ローストしたコーヒー豆、ほのかなクルミへとゆるやかに変化。満足度の高い後味が長く続く。

美味しそうに溶けたトフィー菓子と天然のはちみつを、熟したイチジクとナツメヤシの上に注いだ香り。さらにタンジェリン、コーヒーの出しがら、シナモンの微香をまとうことによりバランスは完璧。

シェリーとダークフルーツの趣ある口当たり、それを補完するオークの鮮やかなスパイス感と温かい生姜の砂糖漬け。酸っぱいプラムと微細なジンジャーブレッドが波打ち、煮込んだ大麦とコーヒー豆のローストと重なり、ほのかで上品な風味のクルミによって柔和される味わい。

最高級のシェリー樽と伝統的なハイランドモルトの完璧な調和を感じる余韻。