イギリスのジェームズ・ブキャナン社により選ばれたモルトウイスキーとグレーンウイスキーの原酒がブレンドされたブレンデッド・ウイスキー。
45種類の希少なカスクをブレンドすることで生まれる、繊細で気品のある味わいが特徴です。
1895年イギリスの皇太子エドワード7世がジェームズ・ブキャナン社にウイスキーを作るよう依頼。ジェームズ・ブキャナン社はスコッチウイスキーを厳選し、独自の技術とレシピによってブレンデッド・ウイスキーを作成。
英国王室のためのウイスキーは1897年に完成し、1898年に皇太子御用達に認定され、1901年には王室御用達の認可を受けました。英国王ジョージ5世が航海に出た時このウイスキーを積んだことにより、ロイヤル・ハウスホールドという名が付いたと言われています。
1993年王室御用達から外れた際に、ラベルに描かれていた王室の紋章がブキャナン家の紋章に変更。また、それまでの商品名はザ・ロイヤル・ハウスホールドでしたが、ザ (THE) が消えてロイヤル・ハウスホールドになりました。
昭和天皇が皇太子の時分にイギリスへ訪問し、その際に英国王室からロイヤル・ハウスホールドを贈られました。イギリスとの友好関係もあって日本での発売が特別に許可され、現在は日本で主に販売されています。
かつては英国王室が訪れる地のバーや酒屋でも、ロイヤル・ハウスホールドが売られていたようです。
ジェームズ・ブキャナン社のレシピに基づき、45種類の希少なカスクをブレンド。
スコットランドのシングルモルトであるダルウィニーが主軸のモルト。 なめらかでまろやか、繊細で高貴な味わい。
他のブレンデッド・スコッチウイスキーには見られない、完璧なバランス。
グラフ |
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
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風味 |
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飲み方 |
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アルコール度数 | 43% |
熟成年数 | ノンエイジ |
4
・香り
一瞬で広がる甘いはちみつの香りが、気品高さを感じさせます。
・味わい
ボディはやや重く、リッチな味わいが深く感じられます。蜂蜜のような甘いとろっとした味わいは他のウイスキーと比べても別格です。
・総評
英国王室、御用達のスコッチだけありやはり、味わい深いリッチなウイスキーです。輸出は日本でしかしていないところもレア感を感じる魅惑的なウイスキーです。
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商品画像 |
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商品名 |
ロイヤル・ハウスホールド
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最安値 |
¥33,000〜
詳細を見る
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評価・評判 |
4
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
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風味 | はちみつ, ボディ, ピート, リッチ |
飲み方 | ストレート, ロック |
容量 | 750ml |
アルコール度数 | 43% |
熟成年数 | ノンエイジ |
商品リンク |
ジェームズ・ブキャナン社は偉大なるウイスキー男爵と呼ばれるジェームズ・ブキャナンによって創業。スコッチウイスキーを世界に広めた5人はビッグ5と称えられ、ジェームズ・ブキャナンもそのうちの1人です。
ボトル入りスコッチウイスキーの未開拓市場がイングランドにあることに気づいたジェームズ・ブキャナン。当時ロンドン市場で販売されていたのは、ハイランドモルトよりも滑らかで軽くピートが少ないもの。ジェームズ・ブキャナンは、イングランド人の味覚に適したブレンデッド・ウイスキー『ブキャナンズ・ブレンド』を開発。年代物のモルトとグレーンウイスキーが原料のブレンデッドで、人気を集めました。
同社は創業からわずか20年で、ウイスキーの国際的な販売業者へと成長しました。 現在はディアジオ社の傘下。
創業者のジェームズ・ブキャナンがウイスキー業界へ入ったのは、ブレンデッド・ウイスキーを製造するチャールズ・マッキンレー社からでした。同社を退職後、友人から経済的な援助を受けてジェームズ・ブキャナン社を設立。
ウイスキーブームも後押しして、ジェームズ・ブキャナン社は成長。商品の原料となるモルトウイスキーの供給源を確保すべく、数々の蒸留所を買収。
ディスティラーズ・カンパニー・リミテッドの台頭による競争に勝つため、デュワーズと提携し持ち株会社を設立。1925年にはディアジオの社の一部となり、ついに複合的な大企業に加わりました。
銘柄名 |
ロイヤル・ハウスホールド Royal Household |
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会社 | ジェームズ・ブキャナン |
銘柄URL | 公式ページ |
産地による分類 | スコッチ・ウイスキー |