スキャパ- ウイスキーの日

スキャパってどんな銘柄?

スキャパはスコットランド最北端にある、1885年に設立された「スキャパ蒸溜所」で製造されるシングルモルトウイスキー。製造元は「ペルノリカール社」で、日本での販売はサントリーが行っています。

蒸溜所は、スコットランド最北部、北海に浮かぶオークニー諸島のメインランド島にあります。オークニーは、良質な大麦とピートが豊富にあることから、古くからウイスキー作りが盛んに行われている場所で、メインランド島には、スキャパ蒸留所のほかに「ハイランド・パーク蒸溜所」「オークニー・ディスティラリー」と三つの蒸留所があります。

また、この地が砂岩質土壌であることから、スコットランドでは珍しいミネラルが豊富な硬水が仕込水に使われています。

スキャパは麦芽の風味が強く、カステラやザラメ糖のようなアロマのある複雑で個性的なウイスキー。アイランズモルトにしては珍しいノンピーテッド麦芽を使用しており、バニラクリームやバラの香りも楽しめます。

バランタイン17年のキーモルトにも使用されている

スキャパは「バランタイン17年」のキーモルトとしても使用されています。バランタイン17年のオレンジ、ハニー、塩キャラメルを思わせる風味はスキャパなしでは完成しないと言えます。

スキャパの商品一覧

ノルウェー語で「輝き」や「明るい空」を意味する「スキレン」はオークニー諸島の美しい風景をイメージしたネーミングのシングルモルトウイスキー。
フレッシュな洋梨や花のような香りと、バニラのような甘い香りが共存。高い糖度をもつ種類のメロンのような、濃厚な甘味が感じられます。心地よい甘さと爽やかな余韻も残る魅力的な1本です。

グラフ
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
風味
    フルーティー, フローラル
飲み方
    ストレート
アルコール度数 40%
熟成年数 ノンエイジ

5 香りもよくほのかなバニラ感なおいしい

たま - ウイスキーの日
たま
2022.11.13

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2015年3月まで販売されていた、かつてのレギュラーボトル。現在は終売となりました。香りはベイクドオレンジ、アプリコット、バニラ。余韻はスパイシーでオークの香りがあります。個性は強くないですが、飲みやすいウイスキーです。

容量 700ml 4200ml
アルコール度数 40%
熟成年数 16年

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ゴードン&マクファイル社による「スキャパ2005」の蒸留所ラベルのウイスキー。約12年熟成で、43%加水でボトリングされています。加水の影響もあってキツさはなく、フレッシュな柑橘やバニラなどの風味があります。

容量 700ml
アルコール度数 43%
熟成年数 ノンエイジ

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ゴードン&マクファイル社が2016年にリリースした、「スキャパ2001」の蒸留所ラベルのウイスキー。約15年の熟成で、43%加水でボトリングされています。青リンゴやオレンジ、バニラなどバーボンカスク熟成の香味がしっかり出ているのが特徴の一本です。

容量 700ml
アルコール度数 43%
熟成年数 ノンエイジ

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スキャパの商品比較表

商品画像
スキャパ スキレン - ウイスキーの日
スキャパ 16年 - ウイスキーの日
スキャパ 2005 - ウイスキーの日
スキャパ 2001 - ウイスキーの日
商品名
スキャパ スキレン
スキャパ 16年
スキャパ 2005
スキャパ 2001
最安値
¥6,380〜
詳細を見る
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評価・評判
3
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
(-)
(-)
4
風味 フルーティー, フローラル - - -
飲み方 ストレート - - -
容量 700ml 4200ml 700ml 4200ml 700ml 700ml
アルコール度数 40% 40% 43% 43%
熟成年数 ノンエイジ 16年 ノンエイジ ノンエイジ
商品リンク

スキャパを作るスキャパ蒸留所の特徴

スキャパ蒸留所は、1885年にオークニー諸島のメインランド島で開設されました。
当初から原料の栽培と発酵、蒸溜、貯蔵の全行程を行っており、当時の最新技術である蒸気エンジンも備えていました。さらに、石炭からの直火を使った蒸溜が一般的だった時代に、蒸気を熱源とした蒸溜も取り入れていました。
1954年には「カナディアンウイスキー」で有名な「ハイラム・ウォーカー&サンズ社」に買収され、1959年に設備を改修。1970年代から蒸溜器「ローモンド・スチル」を導入し、現在でも変わらず使用されています。


発酵は100時間以上

スキャパは英国本土から入荷した麦芽を、ドライイーストで発酵させています。発酵の工程では、15℃程度の温度を維持しながら、100時間以上という長い発酵時間を設けています。発酵させた原料は、蒸溜器「ローモンド・スチル」にておよそ5時間ほどで蒸溜され、新品の革とパイナップルのような香りを持つようになります。

海辺で熟成される

出来上がった原酒は新品の樽を意味する「ファーストフィル」のバーボン樽に詰められ、熟成工程へ。スキャパの熟成は海辺にある樽貯蔵庫で行っているため、ほのかな潮の風味やドライな後味が感じられるのも大きな特徴です。

今でもハンドメイドで管理

近年では製造や品質管理をコンピュータでおこなう蒸溜所も増えてきましたが、スキャパ蒸溜所では5人のクラフトマンたちが、コンピュータを使わずにハンドメイドですばらしい原酒を作り出しています。

スキャパの基本情報

銘柄名

スキャパ

SCAPA

会社 シーバス・ブラザーズ
銘柄URL 公式ページ
蒸溜所 スキャパ蒸留所
産地による分類 スコッチ・ウイスキー
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