ヘンリー・マッケンナはアメリカ・ケンタッキー州のヘブンヒル(バーンハイム)蒸溜所で作られているストレート・バーボンウイスキー。
温かい琥珀色にバニラやキャラメルの甘さと草の香り、スパイシーなはちみつの甘さで濃い口当たりなのが特徴。完璧にバランスのとれたフルボディーだと評価されています。
ヘンリー・マッケンナの名前の由来は、1837年にアメリカに移住してウイスキー作りを始めたアイルランド人の名前からきています。
彼が家族から受け継いだウイスキーのレシピを活用して、ケンタッキーのフェアフィールドで作ったバーボンがヘンリー・マッケンナの起源です。
ヘンリー・マッケンナは、アメリカの品質制度ボトルド・イン・ボンドに従って正統な製造方法で作られており、最も長く熟成されたボトルド・イン・ボンドウイスキーでもあります。
バーボンとはもともとアメリカ・ケンタッキー州で作られたウイスキーのことを言いますが、ストレートバーボンの定義には以下のような決まりがあります。
・51%以上のコーンマッシュ(挽いたトウモロコシを糖化させた原料)から蒸溜されていること
・160プルーフ(アルコール度80%)以下で蒸溜されて、125プルーフ(アルコール度65%)以上で樽詰めされ、80プルーフ(アルコール度40%)以上で瓶詰されていること
・炭化したホワイトオークで2年以上熟成されて、着色はしないこと
この条件に加えて、1897年にアメリカで制定された「ボトルド・イン・ボンド法」ではウイスキーの品質を保証する条件を以下のように定めています。
・1つの蒸溜所で1年のうち1月~6月または7月~12月の蒸溜時期に製造されたもの
・政府監視の下で4年以上熟成され、100プルーフ(アルコール度50%)で瓶詰されたもの
ヘンリー・マッケンナのボトルにある「ボトルド・イン・ボンド」という表記は、これらの条件をクリアした上質なストレートバーボンウイスキーであることを証明しています。
ヘンリー・マッケンナの最初の安価な食卓で飲みやすいウイスキーで、1855年以来アメリカで広く販売されています。
同じヘブンヒル蒸溜所で作られているエライジャ・クレイグ、ファイティング・コック、エヴァン・ウィリアムスなどの他銘柄と同じサワーマッシュビル(発酵時に使う古いマッシュ)が使われており、マッシュビルの成分はコーン75%、ライ麦13%、大麦12%となっています。アルコールは40%で、少なくとも4年の熟成がされています。
濃いキャラメル色をしており、柑橘系とキャラメルポップコーンに香ばしい木のスパイスとバニラの香りが特徴。
バタースコッチ、スパイス、オーク、バニラの風味が混ざった滑らかな口当たりで、後味はさっぱりしています。
グラフ |
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
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風味 |
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飲み方 |
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アルコール度数 | 40% |
熟成年数 | ノンエイジ |
4 甘く飲みやすいバーボン🥃
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およそ100年の歴史があるヘブンヒル蒸溜所のマッシュビルを使用し、樽で10年間熟成されたアルコール度50%のボトルド・イン・ボンドウイスキー。
香り豊かでパンチがあり、完璧にバランスのとれた日ごろから飲める究極のバーボンです。
温かい琥珀色にバニラ、オーク、キャラメルの香り、フルーツとスパイスの混ざった甘いはちみつの風味が特徴で、濃厚でスパイシーな後味が長く続きます。
2019年のサンフランシスコ・スピリッツ大会では「ベスト・イン・ショーウイスキー賞」と「ベスト・バーボン賞」を受賞しています。
容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 50% |
熟成年数 | 10年 |
4
・香り
アルコールの刺激臭とオーク樽のウッディな香りが広がります。
・味わい
バニラのような甘さの中に洋梨やリンゴのようなフルーティーな味わいが感じられます。加水すると角が取れ、甘さがより際立ちます。
・総評
長い歴史を持ちハンドメイドで丁寧に作られているバーボンです。
シングルバレルでボトリングされており、樽のウッディーな香りが癒しをもたらしてくれます。
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商品画像 |
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商品名 |
ヘンリー・マッケンナ
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ヘンリー・マッケンナ 10年
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最安値 |
¥2,170〜
詳細を見る
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評価・評判 |
3.5
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
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4.5
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風味 | スモーキー, ライト | - |
飲み方 | - | - |
容量 | 750ml | 750ml |
アルコール度数 | 40% | 50% |
熟成年数 | ノンエイジ | 10年 |
商品リンク |
ヘヴン・ヒル蒸留所は1935年に設立された、ケンタッキー州バーズタウンの郊外にある、歴史的な蒸留所です。アメリカの蒸留酒のトップ10サプライヤーの一つで、バーボンウイスキーの在庫量は世界第2位を誇ります。
バーズタウンには、9つ(ジムビームやメーカーズマーク、フォアローゼズなど)の蒸留所があり、バーボンのメッカとしても知られています。
多くの蒸留所が集まった背景には、自然に湧き出る純粋な石灰岩や、バーボンの主原料であるトウモロコシ、樽に使われるホワイトオークが豊富に生育していることが挙げられます。また、夏は暑く冬は寒いという気候もバーボン作りに理想的だったためです。
ヘヴンヒル蒸溜所で生産されるバーボンの多くは、原料にトウモロコシを78%使用しているのが特徴です。さらに、蒸溜残液の上澄みを仕込み水に25%ほど加える「サワーマッシュ」製法を採用。この製法により糖化条件がよくなり、もろみに酸味が増し、スピリッツ全体の香味がよくなるといわれています。
このプロセスを経てできた原酒はチャコールフィルターによってろ過され、内側を焦がしたアメリカン・ホワイトオークの新樽で熟成。発酵や蒸留と同じく、独自の技術によってボトリングまでが行われます。
ボトラー(瓶詰め業者)向けの樽売りもしており、同社製造の原酒を購入したボトラーたちは、熟成年数やアルコール度数のさまざまなバーボンに仕立て上げ、独自のブランドで販売をしています。
銘柄名 |
ヘンリー・マッケンナ HENRY McKENNA |
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会社 | ヘヴン・ヒル |
銘柄URL | 公式ページ |
蒸溜所 | ヘヴンヒル蒸留所 |
産地による分類 | バーボン・ウイスキー |