アルバータは、1946年に創業したカナディアンウイスキーの名門として知られるアルバータ蒸溜所で作られるライ ウイスキーです。アルバータ蒸溜所は、北米で製造されている数少ないライ麦100%のグレーン ライ ウイスキーを作る蒸留所の1つ。ブランドはビーム・サントリーが所有しています。
蒸留所はカナダの西部アルバータ州にあり、雄大なカナディアンロッキー、神秘的な湖、大氷河が点在する風光明美な地域で、ハチミツの産地としても知られています。仕込み水には、グレイシャル・ウォーター(氷河の水)と呼ばれるロッキー山脈の氷河から溶け出した清冽な水が使われています。
アルバータのウイスキーは蒸留所のマスターディスティラーたちが、ライ麦の可能性を追求して誕生しました。70年近くにわたり、ウイスキー作りに情熱を注いできた熟練の職人たちの努力の結晶とも言えるウイスキーです。
現在、カナダで唯一、穀類原料にライ麦を100%使用したシングルライウイスキーとして販売されているのが「アルバータ プレミアム」です。ウイスキーガイドブックの世界的権威であるジム・マーレイの『ウイスキーバイブル』において、4年連続で「カナディアンウイスキー・オブ・ザ・イヤー」に輝いており、「カナダの至宝」とも謳われています。
アルバータ ダークバッチは、カナダのアルバータ蒸溜所でつくられたライウイスキーに、バーボン樽とシェリー樽で熟成するのではなく、 バーボン、シェリー酒を直接ブレンドバーボンとシェリー酒を加え新樽でブレンドしたウイスキーです。
ライウイスキーの半分は6年熟成のフレーバリングウイスキー、残りの半分は12年という長期熟成のベースウイスキーをブレンド。バーボンウイスキー「オールドグランダッド」とシェリー酒を加え、ライウイスキー91%、バーボン「オールドグランダッド」8%、シェリー酒1%の比率でブレンドされています。
深みのある芳醇な香味とドライフルーツやバニラを想起させる甘みのある味わいが特徴です。日本ではサントリーから2016年に発売されました。
容量 | 750ml |
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アルコール度数 | 45% |
熟成年数 | ノンエイジ |
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100%ライ麦だけを使用した貴重なウイスキー。カナディアンウイスキーとしては強い風味があり、熟成期間は5年になります。スムースで軽快な飲み口に、リッチで複雑な味わいとバニラのような甘みの中にほのかなスパイシーさを感じられます。オークの樽香も特徴的。日本ではサントリーから2016年に発売されました。
グラフ |
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
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風味 |
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飲み方 |
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アルコール度数 | 40% |
熟成年数 | ノンエイジ |
4
・香り
アルコール臭を充分に感じ、スパイシーな香りが漂います。
・味わい
スパイシーなライ麦の味わいの後に、ふんわりとバニラの甘みを感じます。
・総評
ライ麦が100%使用されている個性的で珍しいウイスキーです。やわらかなバニラの甘みが強く感じられ、滑らかさを帯びています。
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上質なライ麦と水を原料に、10年熟成させたウイスキー。独自のチャコールフィルターで濾過することでマイルドに仕上がっています。また、長期熟成によってライ ウイスキー特有の素朴なコクを、爽やかなまるみのある味に変化させています。
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商品画像 |
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商品名 |
アルバータ ダークバッチ
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アルバータ プレミアム
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アルバータ スプリングス 10年
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最安値 |
-
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-
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-
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評価・評判 |
(-)
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4.5
ライト
リッチ
フルーティー
スモーキー
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(-)
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風味 | - | フルーティー, スパイシー, ライト, スウィート, ボディ, バニラ, バター, フローラル | - |
飲み方 | - | ロック, ハイボール | - |
容量 | 750ml | 750ml | 700ml 750ml |
アルコール度数 | 45% | 40% | 40% |
熟成年数 | ノンエイジ | ノンエイジ | 10年 |
商品リンク |
1946年に創設されたアルバータ蒸溜所は、北米最大規模のライウイスキー蒸溜所として知られています。自社製品はもちろん、高品質なライウイスキーのサプライヤーとして、70年にわたって北米のウイスキーづくりを支えている蒸留所です。
蒸溜所を創設したのは、石油・天然ガス事業で成功した実業家、新聞社社主、そしてビール会社を興したドイツ系移民の子孫で、自ら蒸溜所を経営していたふたりの兄弟という4人のカルガリー男たち。
彼らがアルバータ州のロッキー山脈に蒸溜所を設立した理由は、晴れの日が長く乾燥した気候と昼と夜での激しい気温差により良質なライ麦の栽培に最適だったためです。アルバータ州で生産されたライ麦は育てる期間が短いため、風味が濃厚で、他のライ麦に比べるとコクのある風味になります。
東西に広い国土を持つカナダでは、地域によって気候が異なります。ウイスキーが作られる、西部のアルバータ州は標高が高く、蒸留所はなんと標高1,048メートルの高原にあります。この乾燥した気候と温度差が大きい厳しい自然環境によって、良質なライ麦が生産できるのです。
ライ麦は他の穀物と比べて窒素含有比率が高く、仕込み段階で粘性が強くなりすぎてしまうため、ウイスキーの原料としては非常に扱いにくいとされています。創業者の一人であり化学者のフランク・マクマホンが、ライ麦を用いたウイスキー作りに必要な分解酵素を研究・開発したことによって、ライウイスキー作りが実現しました。
銘柄名 |
アルバータ Alberta |
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会社 | アラバータ ディスティラーズ リミテッド |
銘柄URL | 公式ページ |
蒸溜所 | アルバータ蒸留所 |
産地による分類 | カナディアン・ウイスキー |