キリン ボストンクラブは、キリン・シーグラム社時代に生まれたウイスキーです。キリン・シーグラム社は、1972年にアメリカのシーグラム社とイギリスのシーバス・ブラザース社の3社が合併して生まれた会社です。2002年に合併を解消し、キリンディスティラリー株式会社となっています。
ボストンクラブは、1986年に初登場します。その後、1996年に「ボストンクラブ豊醇原酒」に名称変更し、すっきりした飲みやすさを追求した「ボストンクラブ淡麗原酒」という姉妹品が1999年に販売されました。なお、この2銘柄は「オークマスター樽薫る」と入れ替わる形で2016年に製造と販売を終了しています。
キリンのウイスキーブランドの中で低価格帯の商品で、「富士山麓 樽熟50°」が発売するまでは最も安いウイスキーでした。
ヘビーピートを使った飲みごたえのあるボトルで、キリンらしいバーボンのような独特の香りと味が特徴です。
1996年に発売されたブレンドウイスキー。富士御殿場蒸留所のヘビーピートモルトにグレーンウイスキーをブレンドしています。アルコール度数は「淡麗原酒」の37%に対して40%と3%ほど高くなっています。
グレーンウイスキーの杏のような香りに樽の木材、ナッツ、バニラ、カラメルなどを感じます。奥にうっすらレモンのような爽やかな酸味があるのが特徴です。2016年に終売。
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1999年に発売されたブレンドウイスキー。富士御殿場蒸留所のライトピートとノンピートモルトにライトタイプのグレーンウイスキーをブレンドしています。料理とも相性が良く、食事との調和が楽しめます。
アルコールの揮発感にグレーンウイスキーの杏のような香り、ナッツや少しの焦げ感、カラメルやバニラのような香りがあり、柔らかい口当たりとすっきりした味わいが特徴です。
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商品画像 |
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商品名 |
ボストンクラブ 豊醇原酒
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ボストンクラブ 淡麗原酒
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最安値 |
-
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¥4,400〜
詳細を見る
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評価・評判 |
2
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(-)
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風味 | - | - |
飲み方 | - | - |
容量 | 640ml 2700ml 4000ml | 640ml 2700ml 4000ml |
アルコール度数 | 40% | 37% |
熟成年数 | ノンエイジ | ノンエイジ |
商品リンク |
富士御殿場蒸留所は1973年にウイスキーの生産を開始しました。現在はキリンビールの単独所有になっていますが、もとはシーグラム社とその傘下のシーバスブラザース社、キリンビール社の3社の共同出資で設立されました。
蒸留所は富士山麓の静岡県御殿場市にあり、スコットランドに最も似た気候であることから、この地が生産場所として選ばれました。また、生産されるウイスキーには「おいしい水」として名高い富士の伏流水を使用しています。良質のミネラルを含んだ口あたりの良い軟水で、有機物が非常に少なく、異味異臭がないため、「澄んだ味わいの中に広がる甘い樽熟香」という理想とするウイスキーを作るための重要な要素になっています。
同蒸留所を代表する銘柄は、現在終売中の「富士山麓 樽熟50°」で、「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」で2年連続金賞を受賞した実力派のウイスキーです。
富士御殿場蒸留所では、モルトとグレーン、二つの原酒をひとつの蒸留所で蒸留する、世界でも稀有な試みを行っています。設立当初からグレーンウイスキーの自社生産にこだわり、一般的なライトタイプのグレーンウイスキーだけでなく、ミディアムタイプ、ヘビータイプと、香味豊かなグレーンウイスキーを作り続けています。また、生産と貯蔵、ボトリングまで一貫して行っています。
一般的にグレーンウイスキーの蒸留には、「マルチカラム (多塔連続式蒸留機)」が使用されています。富士御殿場蒸留所では、これに加え「ケトル (バッチ式蒸留器)」や、バーボンで使う「ダブラー」という日本では珍しい蒸留器も併用し、グレーンウイスキーを3種類作り分けています。複数の蒸留器を使うことで、それぞれ特徴が異なるグレーンウイスキーを産み出しているのです。
なお、富士御殿場蒸留所は見学も可能で約70分のツアーを実施しています(2021年3月現在、新型コロナウイルスの影響で休止中)。
銘柄名 |
ボストンクラブ BOSTON CLUB |
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会社 | キリンディスティラリー |
蒸溜所 | キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所 |
産地による分類 | ジャパニーズ・ウイスキー |