キリンシーグラム クレセントは、1981年に最高級ウイスキーの位置づけとしてキリンシーグラム社から発売されたブレンドウイスキーです。キリン・シーグラム社は、1972年にアメリカのシーグラム社とイギリスのシーバス・ブラザース社の3社が合併して生まれた会社です。
2000年代中頃まで生産されており、現在は終売しています。当時は5,000円で販売されており、プレミアムクラスの「サントリーローヤル」と同クラスのウイスキーでした。
富士御殿場蒸溜所で厳選した、約40種類のモルトとグレーン原酒を使用して作られています。日本、アメリカ、イギリスの熟練したブレンダーの技術の結晶と言える製品で、ひときわまろやかな風味が特徴です。
商品画像 |
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商品名 |
クレセント
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最安値 |
-
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評価・評判 |
4.5
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風味 | - |
飲み方 | - |
容量 | 720ml |
アルコール度数 | 43% |
熟成年数 | ノンエイジ |
商品リンク |
富士御殿場蒸留所は1973年にウイスキーの生産を開始しました。現在はキリンビールの単独所有になっていますが、もとはシーグラム社とその傘下のシーバスブラザース社、キリンビール社の3社の共同出資で設立されました。
蒸留所は富士山麓の静岡県御殿場市にあり、スコットランドに最も似た気候であることから、この地が生産場所として選ばれました。また、生産されるウイスキーには「おいしい水」として名高い富士の伏流水を使用しています。良質のミネラルを含んだ口あたりの良い軟水で、有機物が非常に少なく、異味異臭がないため、「澄んだ味わいの中に広がる甘い樽熟香」という理想とするウイスキーを作るための重要な要素になっています。
同蒸留所を代表する銘柄は、現在終売中の「富士山麓 樽熟50°」で、「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」で2年連続金賞を受賞した実力派のウイスキーです。
富士御殿場蒸留所では、モルトとグレーン、二つの原酒をひとつの蒸留所で蒸留する、世界でも稀有な試みを行っています。設立当初からグレーンウイスキーの自社生産にこだわり、一般的なライトタイプのグレーンウイスキーだけでなく、ミディアムタイプ、ヘビータイプと、香味豊かなグレーンウイスキーを作り続けています。また、生産と貯蔵、ボトリングまで一貫して行っています。
一般的にグレーンウイスキーの蒸留には、「マルチカラム (多塔連続式蒸留機)」が使用されています。富士御殿場蒸留所では、これに加え「ケトル (バッチ式蒸留器)」や、バーボンで使う「ダブラー」という日本では珍しい蒸留器も併用し、グレーンウイスキーを3種類作り分けています。複数の蒸留器を使うことで、それぞれ特徴が異なるグレーンウイスキーを産み出しているのです。
なお、富士御殿場蒸留所は見学も可能で約70分のツアーを実施しています(2021年3月現在、新型コロナウイルスの影響で休止中)。
銘柄名 |
クレセント CRESCENT |
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会社 | キリンディスティラリー |
蒸溜所 | キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所 |
産地による分類 | ジャパニーズ・ウイスキー |